審査員評

うまいのにこういった作品の評価が難しい。
どこかで見覚えがあるようにも思え新しさを感じられなかったのだが、作者はきっと得体ている時とても気持ちよかったのではないだろうか。それは伝わったきた。

小林正直（二科会デザイン部会員）

翼竜の絵は、背景にも竜にも躍動感があって、冒険小説の挿絵などに向きそうです。
人物の表情は、もう一工夫ほしいところです。

田中淑恵（ブックデザイナー）

ゲームやファンタジー小説に使えそうな作品です。
１、2枚目は色彩豊かなデジタル作品、3、4枚目は単色の手描き作品と、デジタルとアナログを使い分けた出品構成となっています。
どの作品もストーリー性を帯びたイラストとなっているので、mizutiさんの生み出したドラゴンが主人公のアニメや小説を読んでみたいと思いました。

増本大二郎（二科会デザイン部会友）

ファンタジーイラストではキャラクターも非現実的になってしまうことが多いですが、独自のリアル感と想像の世界を上手に織り交ぜた絶妙な世界観が美しいです。
ミリペンはわたしも好きです。お絵かきをこれからも楽しんでください。

山本さと子 （版画家）

ファンタジーの世界観は私も好きで、どの作品もそれなりにいいと思いますが、ゲーム業界の絵師と呼ばれている人たちの絵がどんどん進化しているので、この業界で生き残って行くのは大変なことだと思います。
さらにレベルアップを目指して頑張ってください。

蟹江隆広（日本イラストレーター協会 会長）

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