【作者の言葉】
私はPureHay(ピュアヘイ)香港主審のイラストレーターであり、香港イラストレーター協会の会長です。今回、東京の神田明神交流館で私の個展「Pure Cyber」を開催できることを光栄に思います。この展覧会の準備には10ヶ月を要しましたが、多くの方々の支援と助けがありました。心から感謝申し上げます。
幼い頃から日本のアニメや芸術文化に強い興味を持っており、それがイラストの仕事に情熱を持って取り組む原動力となっています。今回の展覧会では香港の歴史と文化をテーマにした作品を一連のシリーズとして展示します。香港は私が育った場所であり、この土地に対する愛情があります。時が経つにつれ、多くの素晴らしい思い出が徐々に失われていることに気付きました。例えば、唐樓、ネオンサイン、賑やかな街並み、そして地元の屋台料理などです。
これらの思い出を新たな息吹で蘇らせるために、デジタルパンクとAR(拡張現実)技術を駆使して、香港のパラレルワールドを創り出しました。これらの作品を通じて、皆様に香港の思い出や関心を呼び起こしていただき、一緒にこの土地の文化と歴史を守っていくことを願っています。
EDOCCO 神田明神文化交流館
東京都千代田区外神田2丁目16-2
2023年6月9日〜6月11日
PureHay(ピュアヘイ)、香港イラストレーター協会会長、2011年と2007年に理工大学・マルチメディアとエンターテインメントテクノロジー学科とスウィンバーン工科大学・マルチメディア学科卒業。アニメ映画(鉄腕アトム)のマットペイント制作含め、14年間アニメやゲーム前期デザインの経験あり。色々な大学や専門学校でデジタルペイントの経験を伝授することがあり、例えばサバンナ芸術工科大学、香港理工大学、香港城市大学、香港専業教育学院、香港ジョッキークラブYi-I中学校など、概念デザイン教育など積極的に広めていく。