日本イラストレーター協会からイラストレーターの方達を支援する為のメールマガジンを発行しています。もちろんイラストレーター以外の方も歓迎です。イラストレーターをお捜しのクライアントの方は、全国数百人のイラストレーターに情報配信が可能です。下にサンプルを掲載しましたので、ぜひ講読して下さい。発行は月2〜3回不定期です。

バックナンバー

2005年12月2日

2005年12月16日

2005年12月23日

2006年1月7日

2006年1月13日

2006年1月27日

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       ◆♪【イラストレーターズマガジン】♪◆
     vol.39 2006.2.3  購読者数 517名
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メルマガをご登録いただきまして、ありがとうございます。日本イラストレー
ター協会の蟹江です。このメルマガは全て、私の20数年のイラストレーター
としての経験、そしてコーディネーターとしての経験に基づいて書いています。
どのようにしてイラストレーターになったか、売り込みの仕方、料金交渉のコ
ツ、著作権問題のことなど、あなたのお役に立てれば幸いです。
▼バックナンバーもご覧下さい。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000149729

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

前回はAcademy of Art Univercity に通う由夏さんからのメールを引用して
イラストレーターの副業に関してお話しました。
由夏さんからまたメルマガの感想のメールを頂きましたので、紹介します。

−−−−−−−−−−−−−−−−ココカラ−−−−−−−−−−−−−−−
とにかく、私はレベルの高い(難度も高い)イラストレ−ションのクラスにサ
ポートがないのは困る、ということで(デッサンや油絵などのクラスではなく)
イラストレ−ションのクラスの為のワークショップ、「イラストレ−タ−’s 
ワ−クショップ」を検討してみて欲しい、というリクエストの元に、生徒の署
名を集めたのです。1週間で70人分ほどが集りました。

そして、このほど正式にリクエストが通り、予算がおりてイラストレ−タ−
(学部のディレクタ−)による、イラストレーター(候補生)達の為のワーク
ショップが誕生する事になったのです!!

他にも、ソサエティ・オブ・イラストレ−タ−ズから5〜6人のプロを招いて
の短期集中型ワ−クショップ(朝の9時から真夜中12時まで。有料。)など
の企画もあるそうです。
(これは私の署名運動とは関係ないかもしれませんが、ワークショップの件と
合わせてWで嬉しかったです。)
招かれるプロの中には30個以上のゴ−ルドメダル(ソサエティ・オブ・イラ
ストレ−タ−ズ)を受賞しているという凄い人もいるそうです。

それから、学校のギャラリ−に私のイラストレーションの一つが飾られる事に
なりました。
ギャラリ−は一般公開もされているので、「いつかは私もあそこに。。。」と
密かな野望を抱いていただけに、とても嬉しかったです。
とは言え、飾られる事になった作品は去年のショ−(スプリング・ショ−とい
う、春の学期が終わってからある、一般公開されるショ−)に出展、受賞した
もので、私が唯一ポ−トフォリオに入れられるのは未だ、この作品のみだった
りします。
(今年はもっとポ−トフォリオに入れられるレベルの作品を増やしていくのが
目標です。)

<<メルマガ37号の感想>>

知り合いのデザイナーが「専門学校の先生にイラストレーション専攻の生徒を
推薦される」という話を思い出しました。

専門学校でイラストレーション専攻に進めるのはデザインは出来て当然のハイ
レベルの生徒のみで、イラストレーションだけを学ばせるというのはハイリス
クになってしまうので、やらないのだという話。。。グラフィックデザイナ−
のほうが需要が多いせいでしょうね。

デザインの仕事は金額が大きい。
近年はコンピュータープログラムの発達などで下がってきているとは思います
が、イラストレーションと比べたらまだまだ良いのでしょうね。

デザイナーに要求される事をそのままイラストレーターに要求されるのでは、
たまったものではないですが、2つの職種があまりに近い所にあるので、そう
なってしまう(クライアント側が勘違いしてしまう)事も当然の結果と言えば
そうかもしれませんね。

今後のイラストレーターの仕事のやり方について考えさせられます。

<<メルマガ38号の感想>>

”カンプ”というのは、私達の言う”コンセプト・スケッチ”(アイデアを簡
単に描きだしたもの。それを元にアニメーションや映画などの構想を練る)の
ようなものなのでしょうか?

絵コンテというのは、英語では”スト−リ−・ボ−ド”ですね(?)
アニメーションやテレビコマ−シャルの為の下絵で、とにかく手早く描ける事
を要求される仕事だと聞いています。
(その分ギャラもいいのだと聞いた事があります。)

イラストレーターの副業について、、、とても為になりました!
私も似たような話を知っているので、書きたいと思います。

アメリカの大学を卒業した留学生は、卒業後約1年間のみ、アメリカ国内で合
法に仕事が出来る事になっています。
その間に就職先(ビザをサポートしてくれる会社)が見つかれば、そのままア
メリカに残れるわけです。
その間に仕事(ビザ)が手に入らなければ、そのまま帰国しなければなりませ
ん。

つまり、その1年間は大事な就職期間なのです。
その大事な期間を目先の生活の為に自分の専攻とは全く違った仕事(例:ウエ
イトレスなど)をし、結局就職が決まらないまま自分の国へ帰る人達の多いこ
と!!
お金が絡んくるので、ある程度は仕方がないのかもしれませんが、それでも折
角留学までして学んだものが勿体無いではないか、、、と思ってしまいます。

そのウエイトレスなどの仕事が、せめて夜のみ、週末中心だったら違ったのか
もしれないな、とメルマガ38号を読み終わってから思いました。

ギャラについてですが、日本でも振り込みに時間がかかるのは同じなんですね。
勉強になりました。
”手形”というのは受け取ってから換金までに60〜90日もかかるものなん
ですね。今回、始めて知りました。
アメリカでは小切手がカードに引き続き主流なので、ギャラを小切手で貰った
のはいいが、日付けが先になっているので、その日になるまで換金できない、
もしくは不渡り(?)になって換金できない、などのトラブルがあるそうです。

ギャラは極力、直接振り込みにして貰うのがベストのようですね。
そういったリクエストは自分からするものなのでしょうか?それとも、あくま
でクライアントに合わせるべきなのですか?

だとしたら、イラストレーター達は付け込まれやすくなってしまうので、ます
ます大変なのではないですか?
それとも、その程度のリスクがあっても仕事を選んではいられないのが現状な
のでしょうか?
−−−−−−−−−−−−−−−−ココマデ−−−−−−−−−−−−−−−

ワークショップというのはプロのイラストレーターが実践的な手ほどきをして
くれる授業なのでしょうか?

それにしても自分で署名を集めて実現させてしまうなんて、実行力があり素晴
らしいことだと思います。

ソサエティ・オブ・イラストレ−タ−ズというのはニューヨークのイラストレ
ーターの団体でとても有名ですね。
日本イラストレーター協会も少しでも近付けるように頑張りたいと思います。

”カンプ”というのは、何という単語からきているのか知りませんが、”コン
セプト・スケッチ”からかも知れませんね。

(アイデアを簡単に描きだしたもの。それを元にアニメーションや映画などの
構想を練る)これは日本ではカンプというよりアイデアスケッチ又はサムネー
ルなどと呼んでいます。

カンプは広告の仕上がり見本です。
最近はパソコンでかなり精度の高いカンプが制作されています。

イラストを使う場合、フィニッシュカンプといって実際にイラストを描かせて
プレゼンテーションする場合もあります。
その場合はもちろんイラスト料は出ますが、通常よりは若干安くなります。

料金の振込みに関してですが、最初に発注書に記入してもらうのがベストです。
私が使っている発注書には規約として、「基本的に納品後3ヶ月以内に銀行振
込みでお願いします」と書いてあります。

でも相手の会社にも規定があり、「20万円以上は手形」などとなっている場
合はそれに従うしかありません。

ただし担当者によっては融通がきく場合があります。
30万円のところ、今月〆で15万円、来月〆で15万円の2回に分けて請求
させてくれる場合があります。

請求金額の半分が翌月になってしまいますが、それでも手形よりは全然ましな
ので、親切そうな担当者であれば、お願いしてみるのもいいかも知れませんね。

次回は私がエアーブラシの工房に就職した時のことをお話したいと思います。

お楽しみに・・・

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5日は中国のアート関係の出版社の人達と交流会を行います。
昨年はオーストリアの出版社の人と交流会をしました。
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■ 発行責任者 : 蟹江 隆広

▼蟹江隆広のプロフィール
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