2020年に広告媒体に使用目的の為に納品された作品の中で最も優れた作品です。
【クライアント】
ドリームベッド株式会社
【使用媒体】
リーフレット SNS カタログ 等
【作品に関するコメント】
アメリカのマットレスブランド『Serta』の新商品であるペアリングツインマットレスの広告用イラストを2点描きました。
カタログやSNSでのプロモーション、Webサイトへの掲載、リーフレット等に使用されています。
少し変わったご依頼で「実際にベッドに寝てみて感じたインスピレーションを元に絵を描いてほしい」というものでした。
右側のソフトマットレスは「寝心地と眠った時の夢から、夢と現実がゆっくりつながっている、つながる道を歩いていくというイメージを受けて描きました。非現実の夜から現実の朝へ目覚めるイメージのため背景をピンクから青にしています。」
左側のハードマットレスは「寝た時と起きた時とでは別人であるかのような感覚になりました。数日寝ましたが毎日新しい自分になっているように思えます。」
以上の感想コメントもSertaのペアリングツインWebサイト上には掲載されています。
「ベッドの寝心地」をイラストにするという、面白いコンセプトを見事に具現化した作品だと思います。
感想コメントとあわせて具体的な寝心地を思い描くも良し、絵だけに注目して楽しく寝心地に思いをはせるも良し、見るひとごとに商品をアピールする、秀広告イラストだと思いました。
葦原いるん
マットレスとイラストを一緒に見ると、まさしく夢の中のイメージのように想像できます。
クライアントの要望通りの作品になったお思います。
全体の色のトーンも、夢の中のようで素敵です。
マユミ・ゴン・ノガミ
青と暖色の構成がとても素敵で、商品のイメージにベストマッチなイラストだと思いました。
国内外で活躍されるこれからのお仕事も、興味深く拝見させて頂きたいと思います。
この度は、おめでとうございます。
内野 僚子
このベッドに実際に寝てみて感じたインスピレーションを絵にするというこの広告の発想が面白いです。
作家が感じたイメージがうまく表現されています。
売り場でベッドの後ろに大きな絵があるというのはとても強いインパクトがあります。
これを見たお客様たちは購買意欲が増したのではないでしょうか?
絵のクオリティーも素晴らしく、いろいろな媒体で使われたのも大きな受賞理由です。
蟹江 隆広