2020年に最も活躍されたイラストレーターの年度賞の受賞者発表です。
イラストレーター・オブ・ザ・イヤーと各部門賞の受賞者です。
作家名をクリックすると、受賞作品が見られます。
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Illustrator Of The Year 2020 |
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Best Illustration in Advertisement |
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Best Illustration in Editorial |
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Best Illustration in Goods |
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Best Illustration in Screen |
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Excelent Illustrators in 2020 |
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惜しくも受賞を逃したノミネート作品もこちらでご覧いただけます。
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Shinji Michida / Kyoko Tsukune / Minami Fujiu 1 / Minami Fujiu 2 / Asuko Araki / KURONO AND SENGOKU |
Editorial |
Hitomi Fukuda 1 / Hitomi Fukuda 2 / Shiyomi Shikata / Asuko Araki / Fumi Yamagishi / |
Goods |
Yoko Saito / Junko Ishizu / Poely / Sou Ohara 1 / Sou Ohara 2 / Shibanao 1 / Shibanao 2 / Asuko Araki / KUMICOS 1 / KUMICOS 2 / KUMICOS 3 / Kuon izumi / Yoshitoku Sengoku |
Screen |
Hitomi Fukuda 1 / Hitomi Fukuda 2 / Shibanao 2 / Shibanao3 / Shibanao 4 / Shibanao 5 / |
今回は第20回目の年度賞です。
選考は理事による投票で行いました。
Step1 : 各部門ごとに5点づつ選んで、上位から順に5pt, 4pt, 3pt,2pt,1ptを入れて頂きました。
Step2 : Step1で5pt入れた作品の中から、イラストレーター・オブ・ザ・イヤーに相応しいと思う作品に対して6ptを加算して頂きました。
Step3 : 各部門で選んだ作品5点づつ4部門の合計20点から、6ptを加算した作品を除く残りの19点の作品の中から、上位5点に対して上位から順に5pt., 4pt, 3pt, 2pt, 1pt を追加で入れて頂きました。
全てのポイントを集計し、獲得ポイントが一番多いイラストレーターをイラストレーター・オブ・ザ・イヤーに認定しました。
イラストレーター・オブ・ザ・イヤー受賞者以外で、各部門において最高ポイント獲得した作品を各部門賞に選出しました。
イラストレーター・オブ・ザ・イヤーと各部門賞の受賞作品以外で、分野を超えてポイント獲得が高い順に5作品を選び、優秀イラストレーター賞を選出しました。
評価基準は年度賞はプロのイラストレーターの仕事を評価する賞ですから、まずメジャーな仕事であるということが評価されます。
広告なら広告主が一流企業であること、出版なら販売数が大きな選考基準になります。
イラストが使用された媒体の露出度が高く、多くの人の目にふれたであろうということです。
それから、そのイラストが使用された媒体において、どれくらい重要な役割を果たしているか、ということも重要な審査基準です。
イラストが良くて売り上げが伸びたと思われるような作品は大きな受賞理由になります。
【葦原いるん 】
東京芸術大学大学院美術研究科修了。
東京の編集プロダクションその他にて、主に実用書系書籍・資格取得学習書籍・参考書・論文等の 編集業務の傍らJIA所属イラストレーターとして、プロの隙間で書籍、グッズ用マンガ・イラストを担当。
【マユミ・ゴン・ノガミ】
1990年よりカナダへ移住(日本国籍)
Toronto市の Humber College Art Foundation とOntario College of Art & Design にて五年間- Illustration とFine Artを学習。
現在、Vancouver島のVictoria市住在。
雑誌、CDカバー、ポスターのデザイン、グリーティングカード販売。
パブリックアート Hydro Box Project, Gallery by The Sea-Sidney市, Street Kiosk-Victoria市。
Art イベントや個展を開催。
第4回、6回, 11回, インターナショナルイラストレーションコンペティション 佳作
第5回 インターナショナルイラストレーションコンペティション 最優秀賞
2015年, 2019年JIA Illustration Award 佳作
http://www.mayumigon.com/
【内野 僚子】
武蔵野美術大学/工芸科卒
川島織物テキスタイルスクール(京都校)ドビー織科卒業。
代々木インテリアスクール 初級コースにて最優秀賞。
ミサワホーム㈱インテリアスクール上級コース17期生卒業。
各商社にて従事、約10年間テキスタイルデザイナーとして務める(主に百貨店向けのデザイン担当)。
1995年アメリカ、ミネアポリスに2年間在住。
10年間に渡りアメリカ各州で行われるデコラティブペイントのコンベンションへ参加。
2000年アメリカテネシー州にてデコラティブペインティンター(sdp)の認証(CDA)を取得。
ミサワホーム(株)達人倶楽部所属、住宅展示場でデコラティブペインティングの展示と講師を務める。
IT企業にて公共システム等の事務仕事を経てフリーに。
2007年 日本イラストレーター協会 インターナショナルコンペティション 佳作。
2010第7回ZEN展イラスト部門最優秀賞を受賞。(東京都立美術館)
現在JIA理事、雑貨クラフトのコーディネートを担当。
http://ryoko-uchino.jimdo.com/
【蟹江 隆広】
1955年 岐阜県多治見市に生まれる
1977年 関西大学工学部を4年で中退後渡米、サンフランシスコで2年間遊学
1981年 東京デザイナー学院入学
1983年 レベル工房入社(エアーブラシの会社)
1985年 レベル工房退社後フリー
1987年 (株)シュガー入社(イラストの会社)
1987年 日刊工業新聞広告賞金賞受賞
1988年 日刊工業新聞広告賞金賞受賞
1989年 日刊工業新聞広告賞銀賞受賞
1989年 (株)シュガー退社後再びフリー
1990年 (有)クレア設立(イラストの会社)後に(株)クレアに組織変更
1999年 日本イラストレーター協会設立
2004年 (株)クレアの代表取締役を降りる
2006年 200 Best Illustrators Worldwide 2006 選考委員
2007年 Society of illustrators U.S.A.会員に認定される
2007年 200 Best Illustrators Worldwide 07/08 選考委員
2008年 ZEN展(東京都立美術館)優秀賞受賞
2009年 200 Best Illustrators Worldwide 09/10 選考委員
2010年 200 Best Illustrators Worldwide 11/12 選考委員
https://illustratortk.wixsite.com/takahirokanie
広告 9作品
出版 11作品
商品 9作品
映像 9作品
2019年と比較すると、すべての部門で出品作品数が増え、例年になく激戦となりました。
受賞された作品はどれもレベルが高く、日本を代表するプロのイラストレーターの賞に相応しいものばかりでした。
今回惜しくも受賞を逃した作品の中にも素晴らしい作品がたくさんありました。
イラストレーター・オブ・ザ・イヤーを受賞するということはプロのイラストレーターとして、その年の頂点に立つということを意味します。
今後この賞が社会的にますます認知され、評価される賞に発展していくことが予想されますので、今のうちに受賞しておきますと、将来大きな財産になることが期待できます。
日本イラストレーター協会の会員だけではなく、世界中からトップイラストレーターの方達にエントリーして頂き、皆さんで盛り上げてマスコミなどにも取り上げられるような賞になっていくことを期待しています。